はまなす旅行記

将来は老人ホームを脱走しても旅に出るジジイでありたい

2017年 東京遠征 三ノ輪編

現状を整理しよう。

 

吉原に行こうと決意→髪切る→スッキリ(^ω^)→絆で負ける←現在

 

 

意気込んで決めたものの、肝心な行く日にちを決めていなかった。

ちなみにこの日は懐かしの北村くんたちと19~20時あたりで飲む予定だった。

そして友達んちに泊まり、次の日はその友達と飲む。

 

行くなら今からか次の日になる。

 

今からならあと1時間以内になる。

いや、まだ心の準備が出来てねぇけど...

しかし悩む時間もねぇし...

 

てか予約取れるかまだわからんし...

 

 

つーことで電話していけるなら今日!

ダメなら明日!

 

とりあえず電話することにした。

めっちゃ緊張した。

自分でもわかるほど心臓の鼓動が早かった。

南アフリカの山奥に住む民族も驚くほどのビートを刻んでいた。

 

そしてあっさりと予約が取れてしまった。

上野か三ノ輪まで来いって言われたけど、よく分からんから三ノ輪まで行くことにする。

 

中目黒で乗り換える。

この時点で俺のティアモがChooChooTRAINになるところだったぜ。

 

三ノ輪で再度電話し、アルファードに乗り込む。

路地を車が走る。

 

ここが俺の緊張のピークだった。

1度俺はこの緊張を味わっている。

 

そう、英語も全く出来ない俺が単身でマカオに乗り込み、233mのバンジーを飛ぶ直前の緊張と同じだった。

 

まだ見ぬ世界へと身投げするという点では変わらない。

そして車は停車した。

忘れもしない、青く晴れて風が強い中、

233mの大空へ身を投げた時と同じ気持ちで俺は店の中へ足を踏み入れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日が長くなり、赤い空が藍に染まる直前

心地よい冷気に肌が触れた時、俺は冬の終わりをようやく感じ取った。

 

 

もう春がやって来る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く